事業ごみ処理の3ステップ!ホテルや商業施設の廃棄物処理の流れ

ホテルや商業施設では毎日出るごみも多くなります。新規オープンの際には、忙しく準備する中で事業ごみの処理業者を探さなければなりません。店舗が移転や閉館になった場合は、通常とは違ったさまざまな廃棄物が出てくるでしょう。


事業系廃棄物は適切に処分しないと、ごみを出した側も廃棄物処理法により責任を問われることになります。慌てて業者に依頼して失敗しないためにも、優良な処理業者を見極めることが大切です。


そこで今回は、優良な業者か判断するポイントとともに、ごみ処理を依頼する流れを解説します。



ステップ1.ごみの種類を確認する


ホテルや商業施設では飲食関係のごみが多くなりますが、テナントによって多種多様なごみが出されることになります。まずはどのような種類のごみを処分したいのか確認しましょう。


家庭ごみと区別して業務の中で出るごみを「事業ごみ」「事業系ごみ」と呼んでいますが、処分する際には事業ごみをさらに「産業廃棄物」「事業系一般廃棄物」に分けていきます。


ごみの種類は、産業廃棄物処理法によって20種類の産業廃棄物が指定されています。そして、事業から出るごみのうち産業廃棄物以外が事業系一般廃棄物になります。


例えば飲食店であれば、プラ容器や業務用のペットボトルが「廃プラスチック類」として産業廃棄物に分類されます。ダンボールは建設業や紙製造業などでは産業廃棄物になりますが、飲食店で出るダンボールや梱包紙などは事業系一般廃棄物に該当します。同じようなごみでも業種によって扱いが変わるので、注意が必要です。


産業廃棄物を処理するためには都道府県知事の許可が必要です。許可を持っていない業者に依頼をすると、廃棄物処理法違反になってしまいます。ごみを出した側も責任を問われるので気をつけましょう。



ステップ2.処理業者を探す


産業廃棄物の処理といっても、どのような業者に頼めばよいのかわかりにくいですよね。悪徳業者に頼んでしまうと許可を持っていなかったり、ごみを不法投棄されたりする危険性もあります。見積りの安さに惹かれて頼んでしまい、後から高額請求されたというケースも。業者はよく見極めて依頼するようにしましょう。見極めるポイントは以下の通りです。


✓一般廃棄物と産業廃棄物の両方の処理が可能

一般廃棄物と産業廃棄物は、それぞれ許可がないと運搬や処理をすることができません。片方の許可しか持っていない業者に頼んでしまうと、回収できないごみが出てきて、別の業者を探すことになるかもしれません。両方の廃棄物収集をまとめて依頼できる業者を選ぶようにしましょう。



✓定期的な回収と緊急の回収の両方に対応している

ホテルや商業施設ではイベントを開催することもあるでしょう。定期的な回収だけでなく、必要な時にも別途回収してくれる業者であれば、通常とは異なる廃棄物が多量に出ても慌てずに対応できます。



✓エリアに詳しい業者かどうか

事業系一般廃棄物の処理方法は市区町村によって違います。また収集方法が改訂されることもあります。地域で廃棄物の収集を長く行っており、エリアに詳しい業者を選んでおくと安心です。



✓見積りの費用が適切かどうか

「相場よりも安すぎる」「一式と書かれていて内訳がわからない」といった見積りをする業者は、不法投棄や高額請求をしてくる恐れがあります。料金表など処分費用の目安を公開し、詳細が書かれた見積りを出す業者なら安心です。見積りは価格の安さにとらわれずに、書かれた内容もしっかりとチェックするようにしましょう。



ステップ3.業者に依頼する


業者が見つかったら、電話やメールで問い合わせをしましょう。依頼したいごみの種類や頻度をあらかじめ伝えておくと、スムーズに打ち合わせができます。


日本作業代行ではお問い合わせ後、実際に現場を確認してからお見積りを作成しています。急ぎの場合は最短で2、3日後から回収スタートできます。


東京都足立区を拠点に廃棄物の処理・リサイクルを手掛ける日本作業代行は、一般廃棄物収集運搬と産業廃棄物収集運搬の両方の許可を保有し、幅広い廃棄物への対応が可能です。決まった周期で回収する定期便と必要な時にご依頼できるスポット便で、お客さまの必要に合わせた回収をしています。廃棄物の収集・処理に関することなら、日本作業代行までお気軽にご相談ください。


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